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オフィシャルブログ

第22回電気工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社オトガワ、更新担当の中西です。

冬場に増える電気トラブルと、その予防について ⚡❄️

12月になると、
電気に関するトラブルのご相談が増える時期になります。

寒さが本格化し、
暖房器具や家電の使用が増えることで、
電気設備への負担が一気に大きくなるためです。

「急にブレーカーが落ちた」
「コンセントが熱くなっている気がする」
そんなご相談も、冬場にはよく見られます。


冬に電気トラブルが増える理由 🔌🤔

冬場に電気トラブルが増える主な原因は、
電気使用量の増加設備の経年劣化です。

例えば、

  • エアコン・電気ストーブ・こたつの同時使用

  • 電子レンジや電気ポットとの併用

  • 長年使っている配線やコンセント

こうした状況が重なることで、
電気設備に想定以上の負荷がかかります。


よくある冬の電気トラブル例 ⚠️⚡

冬場によく見られるトラブルには、次のようなものがあります。

  • ブレーカーが頻繁に落ちる

  • コンセントやプラグが熱を持つ

  • 照明がチカチカする

  • 電気のにおいがする

これらは、
電気設備からの危険サインである場合もあります。

放置してしまうと、
停電や漏電、最悪の場合は火災につながる恐れもあります 🔥


電気トラブルを防ぐための基本対策 🛠️✨

冬の電気トラブルを防ぐためには、
次のような対策が重要です。

  • ✅ 適切な容量の電気設備を使用する

  • ✅ タコ足配線を避ける

  • ✅ 古くなった配線や機器を見直す

  • ✅ 定期的な点検を行う

特に、
築年数が経っている建物では、
現在の使用状況に設備が合っていないケースもあります。


「今は使えている」が要注意 👀⚠️

電気設備の怖いところは、
使えているうちに劣化が進んでいることです。

  • 見た目は問題なさそう

  • 特に不具合を感じていない

そんな状態でも、
内部では配線が傷んでいることもあります。

だからこそ、
専門業者による点検がとても重要です。


専門業者による確認で、安心を 🔍😊

電気工事は、
目に見えない部分が多い工事です。

  • 配線の状態

  • 分電盤の容量

  • 漏電の有無

これらは、
専門の知識と経験がなければ判断が難しい部分です。

少しでも気になることがあれば、
早めにご相談いただくことをおすすめします。


冬を安全に乗り切るために ❄️🏠

寒い冬を安心して過ごすためには、
電気設備の安全確保が欠かせません。

年末に向けて電気使用が増える今こそ、
一度、電気設備を見直してみませんか。

早めの対策が、
大きなトラブルを防ぐ一番の近道です。

気になる点があれば、
どうぞお気軽にお問い合わせください 😊

株式会社オトガワでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。

皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

詳しくはこちら!

 

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第21回電気工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社オトガワ、更新担当の中西です。

年末に見直したい、電気設備の安全チェック ⚡🏠

12月は一年の締めくくりの時期です。
大掃除や年末年始の準備で忙しくなりますが、
この機会にぜひ見直しておきたいのが電気設備の安全です。

電気は、普段あって当たり前の存在ですが、
トラブルが起きると生活や仕事に大きな影響を与えます。
だからこそ、年末の節目に一度、
電気設備の状態を確認しておくことが大切です 😊


電気設備は、毎日の暮らしを支えています 💡

電気設備は、

  • 照明

  • コンセント

  • 分電盤

  • 配線

など、建物全体に関わる重要な設備です。

普段は意識することが少ないですが、
これらが正常に機能しているからこそ、
安心して暮らすことができます。


見逃しやすい電気設備の不具合 ⚠️🔌

電気設備のトラブルは、
目に見えにくい場所で進行していることも多くあります。

例えば、

  • コンセントがグラついている

  • 配線が古くなっている

  • 分電盤から異音がする

  • 焦げたような臭いがする

こうした症状は、
電気トラブルの前兆であることもあります。

「まだ使えているから大丈夫」と放置せず、
早めに確認することが重要です。


冬は電気設備に負荷がかかりやすい季節 ❄️⚡

冬は、

  • エアコンや電気ストーブの使用増加

  • こたつ・ヒーターなどの暖房器具

  • イルミネーションや装飾用電源

などにより、
電気設備への負荷が大きくなります。

その結果、

  • ブレーカーが頻繁に落ちる

  • コンセントが熱を持つ

といった症状が出ることもあります。
これは、設備が限界に近づいているサインかもしれません 💦


年末の点検が、トラブル防止につながります 🔍✨

年末のうちに電気設備を点検しておくことで、

  • 火災や事故の予防

  • 年末年始の急なトラブル回避

  • 安心して長期休暇を迎えられる

といったメリットがあります。

特に、
年末年始は業者がすぐに対応できない場合もあるため、
事前のチェックがとても大切です。


「少し気になる」は、相談のサインです 📞😊

  • 最近ブレーカーがよく落ちる

  • コンセントの状態が気になる

  • 電気設備をしばらく点検していない

そんなときは、
お気軽にご相談ください。

小さな点検や確認でも、
大きな事故やトラブルを防ぐことにつながります。


安心して年末年始を迎えるために 🎍✨

一年の締めくくりとなる12月は、
暮らしの安全を見直す良いタイミングです。

電気設備をしっかり整えることで、
安心して年末年始を過ごすことができます。

安全な電気環境を保つために、
年末の電気設備チェックをおすすめします。

気になることがあれば、
どうぞお気軽にお問い合わせください 😊

 

 

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第20回電気工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社オトガワ、更新担当の中西です。

 

電源コンセントと情報系(LAN/電話/セキュリティ/放送/TV)は、運用のストレスに直結します。あとから“延長タップ地獄”や“ケーブルの巣”にしないために、設計とラベリングと離隔を最初から仕込むことが重要です。🧵

 

1|コンセント計画🔌
用途別容量:OA・厨房・機械。突入電流の大きい機器は専用回路に。
配置:壁・床・天井(プロジェクタ・サイン)に使う位置で配置。可動家具の動線も想定。
安全:接地極・AFCI/GFCI等の感電・漏電保護を用途で選定。水回りは防水。
明かり割り:停電時に全消灯しないよう、回路を交互に割り付け。

 

2|LAN/情報配線🧬
ケーブル種:Cat6/6Aを基本に、将来10GbEを見据え6A採用を検討。長距離やノイズ多環境はFTP。
PoE:カメラ・AP・センサーはPoE給電で配線削減。消費電力に合わせて設計(例:カメラは中程度、APは高出力)。
配線方式:スター配線でIDF/ MDFに集中。床下/天井内はトレー整線、許容曲げ半径を厳守。
ラベリング:パッチパネル↔情報口↔機器のトレーサビリティを統一ルールで。

 

3|Wi‑Fi設計📡
AP配置:遮蔽物・天井高・席密度でレイアウト。重複チャンネルを避け、出力は“強すぎない”。
給電:PoEで電源レス化。天井下地と干渉しない位置に設置し、意匠も配慮。
干渉:電子レンジ・Bluetooth・無線機器の干渉に注意。APは等間隔+チャンネル設計。

 

4|ノイズ・離隔対策🧲
電源と情報の離隔:並走は距離を取り、交差は直角。金属管や仕切りで誘導ノイズを抑制。
インバータ近傍:シールド・接地を強化。弱電と動力は別ルートに分離。

 

5|施工・検査🛠️
端末処理:LANは規格通りピンアサイン。撚りを最小限に保持し、性能劣化を防止。
試験:導通・伝送・PoE負荷の確認。記録はポートNo+写真で残す。
美観:露出配線は通り・同心・直角交差。ケーブルマネジメントで将来改修を簡単に。

 

6|NG→是正🙅→🙆
NG:会議室の床で延長タップだらけ。→ 是正:床コン+天井コンの併用、机下ケーブルトレー。
NG:APを壁際にまとめて設置。→ 是正:等間隔配置+出力適正化、会議室は高密度対応。

 

7|ケーススタディ(中規模オフィス)💼
各島に床コン2/島、天井から吊り下げコンを補完。LANはCat6A、APはPoE対応で配線すっきり。ラベリング統一でトラブル対応時間を半減。

 

8|まとめ🌈
電源と情報は“人が触れる電気”。配置×ラベリング×離隔を最初から仕込めば、現場のストレスは激減します。次回は接地(アース)と避雷を取り上げます。🌩️

 

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第19回電気工事雑学講座

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照明は“見え方”だけでなく作業性・安全性・生産性・ブランド体験を左右します。器具の効率だけでなく、制御と保全を組み合わせることで省エネと快適性を同時に達成。ここでは計画→選定→制御→施工→点検までを一気通貫で整理します。✨

 

1|設計の骨子🧠
目的の可視化:事務・製造・医療・商業など用途別に“何を見せたいか”を言語化。
照度と均斉:明るさは“点”ではなく“面”で確保。均斉度を上げると疲労が減り、事故も減る。
グレア抑制:器具選定時に遮光角/配光を確認。作業面・視線方向・反射面を総合で評価。
色温度と演色:オフィスは中性〜やや高め、商業の生鮮は高演色、ラウンジは低色温度で演出。

 

2|制御と省エネ💡
在室/人感:人の動きに合わせて自動点滅・ディマンド抑制。
** daylight harvesting **:昼光連動で一定照度を維持、自動調光で“点けっぱなし”を解消。
DALI/0-10V:シーン制御・個別制御・群管理。DALIはアドレス管理で改修も柔軟。
スケジュール運転:就業・清掃・警備のモードをプリセット。誤操作を減らす。

 

3|器具選定の要点🔍
配光:天井高・作業面高さ・反射率で決定。高天井はビーム角と眩しさ対策が鍵。
保全性:工具不要で交換できる器具、天井点検口の近傍配置で脚立作業を短縮。
耐環境:粉じん・油煙・塩害・屋外はIP・耐蝕を確認。厨房・食品は防虫仕様。

 

4|施工の勘どころ🛠️
器具位置は芯出しと水平を厳密に。列の通りが印象を決める。
調光配線は誤結線が頻発。DALIは極性自由だが、幹線/通信線の分離を徹底。
緊急照明は別系統。保守切替スイッチの回路誤接続に注意。

 

5|点検・運用🔁
年次点検:非常照明のバッテリー容量・点灯時間を確認。交換目安を設備台帳に反映。
清掃:反射率維持は高コスパ。年1回の拭き上げで照度が顕著に改善。
不点対策:回路断定法(上流→下流)で原因切り分け。器具・安定器・配線・制御の順に調査。

 

6|NG→是正🙅→🙆
NG:会議室で机上に多重影。→ 是正:配光を広角へ、演色を改善、壁面明度も上げて心理的明るさを確保。
NG:高天井で眩しい。→ 是正:ハニカムルーバ・拡散レンズ・器具高さ変更でグレア低減。

 

7|ケーススタディ(コールセンター)📞
既存蛍光からLEDへ更新。在室+昼光連動+シーンで“点けっぱなし”を解消。作業ミスが減少し、電力は約30〜40%削減。運用教育をセットにして定着。

 

8|まとめ🌈
照明は“設計×制御×保全”。器具効率に頼るだけでなく、人と昼光に合わせることで省エネと快適性を両立できます。次回はコンセント・情報/弱電を扱います。📶

 

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第18回電気工事雑学講座

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分電盤・配電盤は“建物の神経節”。ここでの設計・施工品質が、その後10〜20年の安定運用を左右します。盤計画は安全(遮断・感電保護)、可用性(冗長・増設余地)、保守性(点検スペース・ラベリング)、**熱管理(発熱計算)**の4点で組み立てます。今回は、実務目線での盤計画と検査の勘どころを体系化します。⚡️

 

1|盤計画の原則
配置:点検スペース(前面1m、側面0.6m目安)と避難動線の両立。扉開角を図面で拘束。
回路構成:用途別に盤を分け、非常・常用・動力・照明・情報を混在させない。非常と常用は物理分離。
将来増設:母線・スペース・ダクト・幹線余力を10〜30%確保。空きブレーカースペースを“実在”で残す。
環境:湿気・粉じん・塩害・高温を見越し、IP等級とフィルタ/換気を計画。屋外盤は結露対策必須。

 

2|回路設計と保護
遮断器選定:遮断容量>系統短絡容量。系統情報と上位遮断器の特性を確認し、選択遮断を実現。
保護協調:上位→下位で時間差を確保。モータ回路は始動電流とサーマルで過負荷保護を最適化。
分岐のバランス:単相多回路は相バランスを取る。照明は回路跨ぎの明かり割りで半停を回避。

サージ/SPD:雷多発・沿岸・IT機器が多い施設ではSPDを盤階層で段落ち設置。

 

3|熱設計と換気
発熱把握:遮断器・電源・インバータ等の損失Wを合算。周囲温度+装置上昇で内部温度を推算。
換気:自然換気が基本。高密度盤は強制換気ファン、吸気は下・排気は上。フィルタは交換容易に。
レイアウト:発熱源を上下・左右に分散。上段に制御、下段に電源など機器の熱耐性を意識。

4|結線・配線の作法
トルク管理:端子は規定トルク。過大締付は導体痩せ・発熱の原因。トルクレンチは校正を維持。
曲げ半径:ケーブル外径×8以上を目安。端末処理ではストレスコーンを丁寧に。
ラベリング:盤名→回路番号→用途→行先→ケーブルNoを同一ルールで。後年の改修が劇的に楽に。

制御線/電源線分離:ノイズ源(インバータ等)との離隔、トレー内分離を徹底。

 

5|安全・運用の工夫
ロックアウト/タグアウト:停電作業の基本動作として標準化。誤投入を0に。
アーク対策:高短絡容量環境では遮断器特性と保護具を整備。扉開放時の投入は手順で禁止。
非常時運用:非常回路の手動分離・切替の手順書を盤扉裏にQRで添付。

 

6|検査と記録
外観→締付→絶縁→動作→負荷試験の順。測定値+写真+日付で記録を残し、図面と整合検証。
ホットスポット:サーモで初期運転後に確認。端子の増し締めは“闇雲”にやらず、規定値再締付で。

 

7|現場NG→是正→
NG:空きスペースがダクトで塞がれて増設不可。→ 是正:当初から拡張ダクトと空きスペースを確保。
NG:盤前に設備が増設され点検1mが確保できない。→ 是正:占有範囲を黄色で床マーキングし死守。

 

8|ケーススタディ(オフィス階分電盤)
OA/照明/空調補機/非常の4盤構成。将来増設用にOA盤へ20%空きを確保。DALI調光用の制御ユニットは熱源と離隔。保守通路を広く取り、夜間の無人点検を可能に。

 

9|まとめ
盤は“運用の器”。遮断・協調・熱・保守の視点で設計→施工→記録を一貫させれば、止まらない電気が手に入ります。次回は照明計画を深掘りします。

 

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第17回電気工事雑学講座

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“切らさない電気”を支えるのが幹線。需要計算→ケーブル断面→電圧降下→保護協調→配線方式→配管/ラック納まり…と意思決定が連鎖します。ここでは式と現場感覚を両立させて、迷わない設計・施工の要点をまとめます。

 

1|需要計算の原則
需要率×同時使用率で最大需要を見積。用途別係数は“保守的に”設定。
将来余裕:幹線は10〜30%の余力を。盤スペース/ラック幅も拡張性を考慮。
負荷の性質:モータ多用→始動電流・力率、LED多→高調波。用途で配線・保護を最適化。

 

2|電圧降下の考え方⚡️
目安:幹線2〜3%以内、支線+幹線で5%以内。
計算の勘どころ:長距離・大電流・低力率で降下が増。経路短縮と断面アップで解決。
実務では許容温度・布設方式(ラック/管/隠ぺい)で許容電流が変わる点に注意。
現場ショートハンド(例)

60m/100A/三相200V → 38sqでOKか?→ 温度・布設で補正、端末の曲げ/接続もセットで判断。

 

3|配線方式の選定
CV/CV‑T/CVT:幹線定番。耐熱と布設のしやすさで使い分け。
EM‑EEF/EM‑ELE:難燃・低煙。避難経路や人の滞留空間で有効。
ケーブルラック:見せる/隠すの判断。意匠と保守性のバランス。
金属管/合成樹脂管:機械的保護優先。露出配管は“通り”“同心”が品質。

 

4|配管・ラックの“納まり”術
幹線は最短/最小曲げで。曲率と引張を守り、引込・引出を整然と。
交差は直角、並走は離隔。弱電との離隔はノイズ対策の基本。
ラックは両端の支持と中間支持。振れ止めと接地を忘れない。

 

5|保護と協調
遮断器は遮断容量>系統短絡容量。協調は上位→下位へ段差。
モータ回路は始動電流に合わせ、過電流継電器・サーマルを適正化。

 

6|施工品質の勘どころ
曲げ半径:ケーブル外径×8以上が目安。端末で無理をしない。
トルク管理:結線は規定値。締付け過大は発熱・緩みの原因。
ラベリング:幹線→盤→回路で同一ルール。将来改修の命綱。

通線計画:引張荷重・潤滑剤・人員配置。**“引きの段取り”**で品質が決まる。

 

7|ケーススタディ(物流倉庫・延長150m)
需要 450kVA、力率0.9。幹線CVT 150m。→ 断面選定 + 電圧降下 + ラック計画 + 熱を一体で検討。
結果:CVT 250sq×3C×3条、ラック600幅、分岐は近傍で降圧抑制、端末はストレスコーンで丁寧に処理。

 

8|まとめ
幹線は“電気の大動脈”。需要→降下→方式→納まり→保護の順で考えると、判断がぶれません。数式と現場感覚を両輪に、無事故・無停止の電気を形にしましょう。次回は分電盤・配電盤の計画術へ。

 

 

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第16回電気工事雑学講座

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電気工事は「電線をつなぐ仕事」ではありません。**安全・品質・省エネ・BCP(事業継続)**を、設計・施工・点検という連続プロセスで実現する総合技術です。現場は常に“他の工種と同時進行”で進み、天井裏・床下・シャフト・外構など、見えないところにこそ本質が宿ります。ここでは電気工事の全体像を、現場運用の視点で分解してみます。⚡️🏗️

 

1|電気工事のミッション🧭

安全:感電・火災・漏電を起こさない(一次安全)。保護協調と遮断容量、アース設計が骨格。

品質:動作の安定・ノイズ抑制・電圧降下の許容管理。見えない品質を“記録”で証明。

省エネ:機器選定だけでなく、運用(自動調光・在室制御・デマンド監視)で稼ぐ。

BCP:非常用電源・蓄電池・自立運転・負荷選別で“止めない”。

 

2|設計→施工→点検のループ🔁

設計:需要計算→幹線断面→保護協調→系統図→回路表→施工図。ここで8割が決まる。

施工:配管/配線→盤据付→結線→検査。見えなくなる前の“中間検査”が命。

点検:絶縁・耐圧・接地抵抗・動作試験・温度。結果は写真+数値+日付で残す。

設計品質が施工を楽にし、施工品質が点検を楽にし、点検品質が運用を守る──この循環が総コスト最小化の王道です。💡

 

3|現場で必ず直面する5つのテーマ🖐️

取り合い:空調・衛生・建築と“同じ空間”を使う。早期に干渉調整(BIM/3D/モックアップ)。

貫通処理:防火区画は“命の境界”。貫通スリーブと認定材の型番を図面で固定。

騒音・粉じん・火気:時間帯と工程を設計。切断/穿孔は養生と集じんでクリーンに。

電源品質:電子機器は“きれいな電気”を好む。ハーモニック・瞬停・高調波への備え。

記録と説明:検査・引渡し・将来改修に効く“説明可能性”を常に意識。📸

 

4|チェックリスト(着工前)✅

 

5|よくあるNGと是正例🙅→🙆

NG:天井内の配線が空調ダクトと密着。→ 是正:離隔確保、吊り金具で“引き”を作る。

NG:盤内の端子ねじが過大締付。→ 是正:トルク管理で規定値(例:1.2N·m)を徹底。

NG:露出配管のエルボ精度が甘い。→ 是正:曲げゲージ使用、同心・通り精度を写真登録。

 

6|“見えない品質”を可視化する📸

写真の定型:①全景 ②近景 ③ラベル/マーキング ④測定器の数値 ⑤日付入り

QR連携:盤扉内にQR。図面・負荷表・点検記録にリンク→保守性が段違い。

 

7|まとめ🌈

電気工事は“電線を引く”だけの仕事ではなく、安全・省エネ・BCP・運用を担うインフラづくりです。図面・段取り・施工・記録の4点セットで、説明できる品質を積み重ねましょう。次回は受変電(キュービクル)を基礎から実務まで深掘りします。⚙️

 

 

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第15回電気工事雑学講座

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電気工事は「電線をつなぐ仕事」ではありません。**安全・品質・省エネ・BCP(事業継続)**を、設計・施工・点検という連続プロセスで実現する総合技術です。現場は常に“他の工種と同時進行”で進み、天井裏・床下・シャフト・外構など、見えないところにこそ本質が宿ります。ここでは電気工事の全体像を、現場運用の視点で分解してみます。⚡️🏗️

 

1|電気工事のミッション🧭

安全:感電・火災・漏電を起こさない(一次安全)。保護協調と遮断容量、アース設計が骨格。

品質:動作の安定・ノイズ抑制・電圧降下の許容管理。見えない品質を“記録”で証明。

省エネ:機器選定だけでなく、運用(自動調光・在室制御・デマンド監視)で稼ぐ。

BCP:非常用電源・蓄電池・自立運転・負荷選別で“止めない”。

 

2|設計→施工→点検のループ🔁

設計:需要計算→幹線断面→保護協調→系統図→回路表→施工図。ここで8割が決まる。

施工:配管/配線→盤据付→結線→検査。見えなくなる前の“中間検査”が命。

点検:絶縁・耐圧・接地抵抗・動作試験・温度。結果は写真+数値+日付で残す。

設計品質が施工を楽にし、施工品質が点検を楽にし、点検品質が運用を守る──この循環が総コスト最小化の王道です。💡

 

3|現場で必ず直面する5つのテーマ🖐️

取り合い:空調・衛生・建築と“同じ空間”を使う。早期に干渉調整(BIM/3D/モックアップ)。

貫通処理:防火区画は“命の境界”。貫通スリーブと認定材の型番を図面で固定。

騒音・粉じん・火気:時間帯と工程を設計。切断/穿孔は養生と集じんでクリーンに。

電源品質:電子機器は“きれいな電気”を好む。ハーモニック・瞬停・高調波への備え。

記録と説明:検査・引渡し・将来改修に効く“説明可能性”を常に意識。📸

 

4|チェックリスト(着工前)✅

 

5|よくあるNGと是正例🙅→🙆

NG:天井内の配線が空調ダクトと密着。→ 是正:離隔確保、吊り金具で“引き”を作る。

NG:盤内の端子ねじが過大締付。→ 是正:トルク管理で規定値(例:1.2N·m)を徹底。

NG:露出配管のエルボ精度が甘い。→ 是正:曲げゲージ使用、同心・通り精度を写真登録。

 

6|“見えない品質”を可視化する📸

写真の定型:①全景 ②近景 ③ラベル/マーキング ④測定器の数値 ⑤日付入り

QR連携:盤扉内にQR。図面・負荷表・点検記録にリンク→保守性が段違い。

 

7|まとめ🌈

電気工事は“電線を引く”だけの仕事ではなく、安全・省エネ・BCP・運用を担うインフラづくりです。図面・段取り・施工・記録の4点セットで、説明できる品質を積み重ねましょう。次回は受変電(キュービクル)を基礎から実務まで深掘りします。⚙️

 

 

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第14回電気工事雑学講座

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さて今回は

電気工事のあれこれ~感電防止~

 

感電は「高圧だけが危ない」ではありません。100V/200Vでも条件次第で致命的になり得ます。要は電圧×通電時間×人体を流れる経路作業環境。本稿は、現場で今日から徹底できる“型”に絞ってまとめます。各社の安全基準・法令・元請基準に必ず適合させて運用してください。


原則(これだけは守る)

  1. 原則停電:活線作業は最終手段。

  2. 無電圧の確認は“三動作”
     ①テスター自己確認 → ②対象回路で無電圧確認 → ③再び既知の活線でテスター再確認

  3. 隔離・施錠・表示(LOTO):遮断→エネルギー隔離→ロックアウト・タグアウト→鍵管理。

  4. 短絡接地:必要な設備では短絡接地具を確実に装着。

  5. 養生と立入管理:充電部は絶縁カバー、作業区画は立入禁止で二重化。


感電リスクの見立て方(5つの観点)

  • 電気的条件:電圧、残留電荷(コンデンサ・UPS)、漏電の可能性、逆潮流。

  • 環境:湿潤(雨・結露・洗浄)、狭隘姿勢、金属粉塵、足元の導電。

  • 機器状態:絶縁劣化、端子の弛み、仮設配線、老朽盤。

  • 系統構成:二重給電、非常電源、太陽光・蓄電池の自立運転。

  • 人的要因:焦り・疲労・思い込み・複数班の同時作業。

→ リスク高は停電前提、中は隔離+遮へい強化、低でも確認を省略しない


手順:停電〜復電の“型”

  1. 作業範囲の定義:図面に蛍光ペンで“境界”をマーキング。

  2. 遮断・隔離:主幹/分岐の遮断→誤投入防止の施錠→タグ。

  3. 無電圧確認(三動作):必ず適合した検電器/テスターで。

  4. 短絡接地・養生:高圧・受変電は短絡接地、低圧でも露出部は絶縁カバー。

  5. 作業許可:責任者のサインで着手。復電の合図系統を事前取り決め。

  6. 復電前の点検:工具置き忘れゼロ、端子締結トルク、カバー復旧、警告札回収。

  7. 試運転:単独復電→計測→段階的に負荷投入。立ち会いで音・におい・温度を確認。


検電器・テスターの正しい使い方

  • 選定:対象電圧・周波数・直交波(インバータ出力)に適合。

  • 自己確認:作業前に必ず既知の活線で点灯/数値確認

  • 接触手順:片手操作を基本に、端子へ確実接触。非接触型は補助用途。

  • 校正・点検:定期校正/電池残量/リード破断の有無を点検。

  • 三相回路:相順確認を忘れず、異常時は復旧前に原因特定。


個人用保護具(PPE)と工具

  • 絶縁手袋:規格適合・耐圧クラスを選定、インナー手袋併用で汗対策。

  • 絶縁靴/長靴絶縁マット:湿潤環境・屋外は必須。

  • フェイスシールド/保護眼鏡:遮へい+開閉器操作時は常用。

  • 耐アーク衣:高エネルギー回路や開閉操作では検討。

  • 絶縁工具(VDE 等):ドライバ・ペンチ・トルクレンチを絶縁仕様で統一

  • 梯子・足場FRP梯子を基本、金属梯子は活線近傍で不可。


シーン別の要点

① 屋内低圧(分電盤・器具付け)

  • 主幹を落として母線に絶縁カバー、盤内は工具・部材の置きっぱなし厳禁。

  • ジョイントは圧着後の引張確認、端子は規定トルクで二度締め。

② 屋外・仮設電源

  • 漏電遮断器の適正、防雨ボックスアースを確実に。

  • ケーブルは接地面から浮かせ水たまり・ゲリラ豪雨を想定した取り回し。

③ 受変電・高圧

  • 停電計画→短絡接地器取付→立入管理

  • 誘導電圧・容量性残留電荷に注意、検電棒は該当電圧器を使用。

④ 太陽光・蓄電池・EV充電

  • PVは日照で常時起電遮光カバーと端子の短絡防止

  • 蓄電池は残留電圧・化学的リスクに留意、メーカ手順を厳守。

  • EV充電器は接地抵抗・絶縁監視を確認し、通電試験は立会いで。

⑤ データセンター/UPS・非常電源

  • 二重給電・UPSの逆給電に注意。片系停電でも背後から通電し得る。

  • コンデンサの放電時間を手順書に明記、待ち時間を守る


ヒューマンファクター対策

  • 5分停止ルール:不明点が出たら一旦手を止め、復唱・指差呼称。

  • メンバー固定:日替わりメンバーは誤投入の温床。責任分担を明確化。

  • 工具の見える化:数入りトレーで持出→返却を可視化(置き忘れゼロ)。

  • 熱中症・疲労管理:WBGTや休憩時刻を時刻固定で運用。


事故時の初動(簡易フロー)

  1. 電源遮断(可能なら遠隔・ブレーカ)。

  2. 絶縁物で接触解除(素手で触れない)。

  3. 119通報/AED手配心肺蘇生を直ちに開始(訓練者がいれば交代)。

  4. 二次災害防止:立入禁止・復電禁止・現場保存。
    ※日頃から救命講習模擬訓練を。

 

 

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第13回電気工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社オトガワ、更新担当の中西です。

 

さて今回は

電気工事のあれこれ~担い手~

 

再生可能エネルギー、EV充電、データセンター、レトロフィット(省エネ改修)——電気工事の需要は拡大しています。一方で現場は高齢化・人手不足・安全負荷の上昇という“三重苦”。このギャップを埋める鍵は、担い手の採用・育成・定着を一気通貫で設計することです。本稿は「理念」より実務に効くやり方に絞ってまとめます。


1|電気工事の仕事はこう変わっている

  • 仕事の幅が広い:動力・弱電・情報通信・計装・制御、そして保守点検まで。

  • 求められる免許・資格(例):第二種/第一種電気工事士、電気工事施工管理技士(1・2級)、電気主任技術者など。

  • デジタル前提:タブレット図面、写真帳票の電子化、BIM/CAD、現場のIoT機器。

  • 安全と品質の同時追求:感電・災害・熱中症リスクの高度管理、トレーサビリティの厳格化。

→ 結論:「手が動く」だけでは不十分。学び続けられる人を増やす設計が必要。


2|ペルソナ×キャリアラダーで“居場所”を用意

  • 現場電工:配線・器具付け・盤まわり。

  • 施工管理:工程・原価・安全・品質・図面調整。

  • 設計・積算:配線計画・機器選定・仕様整理・見積。

  • 保守・保安:点検・更新提案・省エネ診断。

  • デジタル支援:BIM/CAD、写真管理、ドローン・点群、帳票自動化。

各ペルソナに3–5年の到達像と賃金テーブルを用意し、「どこを目指せば評価が上がるか」を明確にします。


3|採用:誰を、どう口説くか(即実装メニュー)

  1. 高校・専門校ルート

  • 授業内出前講座+“模擬配線体験”(LED・スイッチ・三路をその場で点灯)。

  • 奨学金返済支援資格受験費全額会社負担を明記。

  1. 未経験・社会人転向

  • 「90日オンボーディング」を約束(詳細は後述)。

  • 工具支給・作業着支給・直行直帰OKなどを求人に“見える化”。

  1. 女性・ミドル層

  • 体力負荷の高い工程はユニット化・仮組で負担軽減。

  • トイレ・更衣・防寒/暑熱対策の設備写真を求人ページに掲載

  1. シニア・再雇用

  • 週3日・短時間で教育専任ロールを用意。目先の“即戦力”より技能の継承に軸足。

  1. 採用ページに載せるべき要素

  • 1日の流れ/現場写真/年収レンジの実例/評価基準/支給する工具リスト/資格ロードマップ/表彰制度。


4|育成:90日オンボーディング雛形

  • 0–30日:安全・工具・基本結線(VVF/EM-EEF・三路・ジョイント)、写真帳票の作法。

  • 31–60日:図面の読み方、配管・配線の段取り、小規模範囲の一人施工、是正対応。

  • 61–90日:小班のリーダー体験、出来形と原価の見方、発注・納材の流れ、資格対策(2種→1種のステップを提示)。

運用のコツ:技能マトリクス(人×技能×レベル)を作り、現場配属を“育成優先”で決める。メンターは固定し、週1回15分の1on1を必ず。


5|定着:4つの約束

  1. 安全最優先:朝礼のKY、感電・墜落・熱中症の数値管理

  2. 予測できる働き方:工程の前倒し協議、直行直帰、宿泊・出張手当のルール明文化。

  3. 見える評価:資格・段取り・品質・育成貢献でポイント制→賞与と連動。

  4. 道具をケチらない:インパクト・検電器・絶縁保護具は会社支給/更新サイクル固定


6|生産性×安全を両立させる打ち手

  • ユニット化/プレハブ化:盤内配線・器具板の先行仮組で現場時間を短縮。

  • 標準手順書(動画付):器具付け/結線/通電試験の“型”を統一。

  • 写真管理の徹底:電子黒板アプリで出来形・是正の即日クローズ

  • 共同購買:ケーブル・器具の価格変動に備え、地域同業と購買連合。

  • 暑熱対策:送風機・空調服・WBGT計、休憩ルールを時刻で固定


7|地域エコシステムで“担い手づくり”を仕組みに

  • 産学連携:学校と「配線実習台」を共同整備。技能五輪やコンテストへ出場。

  • 行政・元請との協働適正工期・適正単価の場づくり(施工計画の前倒し協議会)。

  • 地域イベント:子ども向け“電気で光る工作教室”で職業の見える化

 

 

 

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